Wilder than blue heaven
When the world seems to die
Rescue you I will,even
If the fear wets your eyes






Lv86



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愛すべき馬鹿


ses鯖のめろんさんの実況動画。
今まで見た動画の中で一番強烈な人だた・・・orz



※周りに人がいない事を確かめてから視聴して下さい。音量は絞ったほうがいいかも。


↓他に見たもの
【ニコニコ動画】【RO】スリーパー気合狩り放送

【ニコニコ動画】【RO】バトルフックLKvsファラオ 実況


↓その他
めろんさんのコミュニティ動画一覧はこちら(ニコニコ動画)



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前回までのあらすじ

主人公:篠塚 嵐は趣味の廃墟めぐりをしていた。
いつものように風景を写真に収めようととある廃校に立ち寄った。
そこで誰もいないはずの図書室で何者かの気配を感じた。

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第二話「過去は未来に復讐する」


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気がつくと私はうつ伏せに倒れていた。

寝ていたのだろうか。
背後に人の気配を感じて振り向いたところまでしか記憶がない。


その後、どうなったか。

どこも怪我はしていない。気のせいだったのだろうか。

それにしても何故寝てしまったのだろう。


どれくらい時間が過ぎたのか気になり携帯電話をカバンから取り出した。



携帯電話、私にとってはその名の通り電話しか使っていない。


バーコードリーダーだのワンセグだのお財布機能といったものは私には不要だ。

どうにも機械音痴な私にはメールを送るにも一苦労。

この携帯電話にもいくつかの余計な機能がついているが分厚い説明書を読んでも理解など出来ず、結局ただの持ち運びできる電話としての役割しか果たしていない。


だがこの携帯電話自体は気に入っている。


ソニー・エリクソン製。


見た目がかっこいいのはもちろんだが私の大好きなブランド「ソニー」の製品だからである。


ソニーのプロバイダSo-netで契約しソニー製のパソコンVAIOでソニーが運営する音楽サイトで音楽を拾い、ソニー製のスピーカーでそれを聴く。

携帯する音楽プレイヤーはもちろんウォークマンである。

廃墟を撮影するデジカメはもちろんソニーのサイバーショットであり、そのデータを保存する記憶媒体もソニーと富士通が開発したメモリースティック。

ソニーのテレビBRAVIAでソニーピクチャーズが製作した映画を見て、ソニーのブルーレイに録画する。


そう、私の身の回りの機器すべてがソニー製。



おとといプレイステーション3が故障した。
保障期間が故障するわずか一週間前に切れていた。

これがいわゆる「ソニータイマーが発動した」というやつか。

無料保障期間が切れた直後に故障しその修理代で儲けを得ると言われる都市伝説だ。


時限装置的に壊れるようななにかが仕掛けられてでもいるのだろうか。

このソニータイマーはソニーの特許だと言った人がいたのを思い出した。



そんなものはどうでもよい。
そんな事で私のソニーを愛する気持ちは揺るぐはずもなかった。



携帯電話に表示される時計に目をやると午後5:00を少し過ぎたのを知らせていた。

もう少しで日が暮れるか。


西の空がわずかに赤みがかっていた。

今日はあまり写真が撮れなかったがこれくらいにして帰ろう。


私は集めた本を元の棚に戻し図書室を出た。

校内は先ほどと比べるとやや暗さを増しているのがわかった。


もう二度とここに来ることはないだろうなと思いながら記憶に刻むようにゆっくり歩き玄関へと向かった。



外に出るといい具合に空が見渡せた。

驚いた。空が真っ赤だ。

夕焼けをこんなにも感じるのは日常ではあまりない。

しかしこんなにも空が真っ赤になるのかと感心するほど私は見惚れた。


なんともいえない興奮を覚える。
心臓の鼓動が高まる。


どくんどくんという心臓の音が身体を伝わり耳に聞こえるほどだ。

体の深い部分からなにかがこみ上げてくる感覚を覚えた。


心臓が伸縮するテンポがどんどん早くなっていく。


一向に治まる気配がなく、そのリズムは加速していくばかりだ。


呼吸も荒くなる。

はぁはぁ



このまま爆発してしまうのではないかという恐怖に駆られた。



私はなんとかこの興奮を抑えようと必死になった。




とりあえず日が暮れる前には駅に戻らないと。


汗でびっしょりになったTシャツに不快感を覚えながら私は駅へと歩いた。


帰り道に駄菓子屋があった。

店の前で足を止める。昭和の匂いを感じさせる趣のある木造建てのお店だ。
戸が閉められていたがガラス越しに見える店内には駄菓子がいくつも置いてあった。


懐かしいお菓子がきっとあるだろうな。記念に買っていこうか。



幼かった頃を思い出す。

少ないお小遣いから100円玉を握りしめこれでなにを買おうかと真剣に悩んでいたっけ。

5円のお菓子、10円のお菓子、20円のものはちと高い。30円もするお菓子を買うには勇気がいったな。


大人になったら山ほど買うんだと決めていたっけ。

食べきれないほどいっぱいのお菓子を好きなだけ買えるだろうとその頃は信じていたな。


今はどうだ。お金はあってもそういう欲求はいつの間にか失せてしまったな。



あの頃の自分の夢を叶えてあげることなど今は容易い。


あぁいつの間にか大人になったんだなと感傷に浸る。




ふと気がつくとなにやら遠くからざわざわと人の声がする。

なにかあるのだろうか。私はそのざわめく場所へと足を運んだ。



(第三話へと続く)




To Be Continued・・・



第二話終わり/全50話(本編48話+第零話+エピソード)







↓嵐さん






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